SAPシステムの長期運用において、避けて通れないのが「ドキュメントの形骸化」と「プログラムのブラックボックス化」です。
仕様書が古く、設計書が更新されていない。改修を重ねるたびにドキュメントとのズレが広がり、担当者しか理解できないプログラムが増えていく……。
こうした状況は、多くの企業のSAP現場で日常的に発生しています。
そんな現場の課題を根本から解決するのが、「SAP設計書AI自動作成サービス」です。
こんなお悩みはありませんか?
アドオン間の依存関係が把握できず、影響範囲調査に膨大な時間がかかる…
属人化された開発体制によりアドオンの処理ロジックが誰もわからない状態に…

運用フェーズにおいては、現場からの機能追加・軽微な仕様変更といった要望が日常的に発生します。
しかしながら、現実には開発対応が優先されるあまり、関連ドキュメントの改訂が後回しあるいは未対応のままとなることが多く、その結果、仕様書や設計書の信頼性が徐々に低下します。
このような状況が繰り返されると、システム内部の仕様がブラックボックス化し、影響範囲の調査や後続の開発・保守において非効率が生じる要因となります。
担当者交代時や新規開発者のアサイン時には、設計書が機能せず、ソースコードの構造や仕様を一から調査・把握せざるを得ず、全体の開発・保守コスト増加を招くリスクが高まります。
AIによる設計書自動作成サービス
上記で述べたような問題から、手動での設計書管理が現実的でない状況だからこそ、AIが自動でソースコードを解析し、設計書を出力する仕組みが求められています。
当社の新サービスでは、ABAPプログラムをAIに読み込ませるだけで、
・プログラム構造の要約
・処理ロジックの説明
・パラメータやI/F情報の抽出
などを含む設計書を自動生成することが可能です。
これにより、現場で改修を重ねるたびに発生する「ドキュメント整備の負担」を最小限に抑えつつ、常に最新の状態で設計書を維持することができます。
SAP設計書AI自動作成サービスのイメージ
日本語バージョン
英語バージョン
サービス導入のメリット
プログラム修正後も、即時で設計書を自動生成・更新
プログラム修正後も、即時で設計書を自動生成・更新 修正のたびにドキュメントを手動で整備する必要がなく、常に最新状態の設計書を維持できます。
ブラックボックス化の回避・属人化の抑制
特定の担当者しか把握できない状態を防ぎ、誰が見ても理解できる共通のドキュメントが得られます。
引き継ぎや保守時の影響範囲調査を効率化
プログラム構造や処理ロジックが明確になるため、後任者や別チームでもスムーズに対応可能です。
その他、SAP 関連技術も得意としております
- クラウド導入/移行
- オフショア開発
▼お気軽にご相談ください https://www.itisiti.com/contact-us/